子育てや家庭のことを最優先で考えたいので、現在仕事をしておらず、専業主婦です。

そんな専業主婦の私には現在不満があります。

最近は幼稚園に通わせながらも働いているママさんが多く、また小学校入学後から働き始めるママさんも多いので、幼稚園・小学校でのPTA役員活動には悩みや不満があるのです。

PTA役員をすることによって子育てがおろそかに・・・

上の子どもが小学校高学年になることから、そろそろPTAの本部役員や地区の役員が当たってくる時期になってきました。

地区の役員に関しては明確な規定があり一定の学年の子どもがいる保護者から優先して就くことが決まっているのですが、PTAの本部役員に関してはいくつかある地区から候補者を選んだうえ最終的には現本部役員と候補者が面接をして最終的に次期本部役員に就く人を決めるのだそうです。

来年度は過去の就いた役員や子どもの学年の関係、家庭状況から候補者は私になる可能性が高い状態です。

現在のPTA本部役員は基本自営業であるとか、親と同居しているとか、専業主婦であるとか、子どもが小さすぎないなどの条件に適している人から選ばれる可能性が高いと過去にPTA本部役員になった人に聞いています。

私は自営業という条件以外は全て当てはまるということで、経験者から選ばれる可能性は高いと言われています。

またここ数年は自分の地区から本部役員になった人がいないことからそろそろ自分の地区から本部役員を出してほしいという依頼がありそうなので、候補者になった私が選ばれる可能性が高いです。

さらに私の義父が自治会の役員をしていて学校に出向く機会が多いことからも、自分が本部役員をしなければいけないような状況になっています。

このPTA本部役員に関してはどの学校でもそうですが、とにかく会議や行事に時間を取られてしまって仕事をする余裕がなくなるという人もいます。

PTA役員になると生活レベルが落ちる?

私の知り合いは本部役員に就くまではパートタイムで勤務していたのですが、本部役員になって以降はパートに出る時間が少なくなってしまった上、雇用先から出勤可能な日が少ないということで解雇を言い渡されてしまったということでした。

また解雇にならないまでも勤務できる時間が大幅に減少し、経済的に大変になって生活レベルを落とさなければいけなくなった人の話も聞いています。

さらに親がPTA役員の会議に出ている間、子どもたちが夜であるにも関わらず自宅で子どもたちだけで留守をしているということもあったり、役職によっては毎週末は何かしらの会議や催しで家にいない状態になって子どもが親に相手にしてもらえず、非行グループに関わって少年犯罪に走ったという事例も聞いています。

私がもしそのような役職になった場合、夜は同居している義両親のもとに預けることになりますが、義両親が時間を問わず子どもの言うがままにおやつを与えてしまうことから、おやつを食べすぎて食事をあまり摂取しないようになるのではと心配しています。

また子どもたちは特定の食品に少しアレルギーがあるのですが、義両親はそれを知っていても子どもたちにアレルギーとなる食品を与えてしまいます。子どもたちが欲しがるからです。

実際一時期上の子どもが習い事をしていて付き添いが必要な時、下の子どもが1~2歳の頃には毎週のように預けていたのですが、毎回大量のおやつを与えていて夕食は全く食べていませんでした。

そしてそのまま寝てしまうことも多いため一時期は成長期であるにも関わらず1日2食ということもあって体重がかなり少なく、定期健診で訪れた保健所で虐待をしているのではと疑われたほどでした。

夫に預けられたら何とかなるのかもしれないですが、夫は現在趣味に興じていて仕事が終わってからほとんど毎日その趣味を楽しんでいます。

そのため帰宅するのは毎日夜9時以降で夫に預けることも不可能です。

いずれにせよ私がPTA本部役員になることで育児がおろそかになり、子どもと接する機会は確実に減少して食事もまともに摂らない状態になってしまいそうなので子どもの成長に大きな影響を及ぼすのではないかと心配しています。

PTA役員をやってワーキングマザーとの確執が

結局私はPTA役員をやることになったのですが働いていない、という理由だけで、同じ役員の中でも会議や作業量の多い仕事を任されがちです。

ワーキングマザーさんとの軋轢というか、温度差には長年悩まされ続けています。

確かに、子供や家族との時間を大切にしたいと思い現在は働いていませんが、PTA活動を熱心にしたいからではありません。

それなのに、働いていないでしょ、時間があるでしょ、場合によっては、そういう役員とかをやりたいから働きたくないんでしょ、という言われ方までされることもあります。

働いているお母さんも平等になるように、全ての保護者が一度は役員を経験するようになっていますが、働いているお母さんのできる活動は土日のみ。

働いていない専業主婦は平日に活動をして、土日は家族との時間に当てたい。

一方、ワーキングマザーさんは土日に役員活動を入れてくれなきゃ参加できない、平日は絶対に休めない、というスタンスなので
ずっと平行線のままなのです。

これは幼稚園・小学校のみならず、中学校になっても同じです。

働いてるママの中には、とにかく、絶対に学校の役員はやりたくない!という姿勢を前面に出す人もいて、過去に見苦しい場面も何度か見てきました。

自分の子供がお世話になっている学校のための活動をどうしてそこまで拒絶するのだろう、この人に奉仕の気持ちはないのだろうか、
会社でどんなに仕事ができたとしても、一人の親としては失格なのではないだろうか、と悶々と他人の態度のために気持ちが揺さぶられたことも何度もあります。

PTA役員は専業主婦がやるべきなの?

なんで私ばっかり、専業主婦だからってやらなきゃいけないのだろう、、、とも思ってきました。

もちろんPTA役員活動は楽しいこともたくさんあり、良き友人との出会いもたくさんあり、やったことは後悔していません。

ただ、専業主婦とワーキングマザーの軋轢、温度差には悩み、嫌な思いもしてきました。

現在小学校ではこのPTA役員問題がいろいろ取りざたされていて、PTAに加入しない人も出てきている、という話も聞きます。

ただ、学校と言うのは、親と先生と地域が一体となって支えていくものだとは私は考えています。

子どもだけを送り出したらそれで終わり、というものではないと思います。

今後ますます働くお母さんは増えていく中で、学校を支える役員問題と言うのはどんどん増えていくはずです。

ワーキングマザーもPTA活動をすべき

専業主婦、ワーキングマザー双方がそれぞれの立場を理解しあいながら、最も良い方法を模索していく必要があるのではないかと思います。

ここでは、私が出会ったイヤなワーキングマザーの体験談を書きましたが、もちろん働きながらも役員活動にもしっかり参加し、華麗にこなしていった素敵な方もたくさん知っています。

ワーキングマザーさんには、専業主婦ってヒマでしょ、そのくらいやって当然でしょ、むしろそういうことをやらないと時間を持て余しちゃうでしょ、というような雰囲気で接してくる方もいます。

決してそんなことはなく、専業主婦として普段の食事作りから掃除洗濯まで、忙しくてできないようなきめ細かい配慮や家事をしてきているつもりでヒマなわけではありません。

そのような双方の立場の違い、さらには生き方の違いを互いに尊重できるような関係になれたらいいなと思います。

もちろん専業主婦の私も働くお母さんの、働く理由、プライド、社会貢献などについてもっと知っていく必要があります。
もう少し互いの立場を分かち合えるようになりたいです。

専業主婦でも悩みはつきものですよね!

ママ友の悩みの対処法はこちらの記事も参考になります!

この記事を書いた人

きつねうどん
・子育て中の30代の主婦です。
・ママ友やPTA役員のことが日々ストレスに。
・趣味は料理
・夢はマイホーム
・好きな食べ物はチョコレート