疲労がたまってくると、足が張ったりむくんだりして辛いですよね~・・。

デスクワークで座りっぱなしや立ちっぱなしのつらい足のむくみに効く、誰でも簡単にリセットできるおススメセルフケアを3つシェアしたいと思います!

足のむくみって地味に堪えるので、今回の記事を参考に足をスッキリしていきましょう☆

 

足のセルフケア その1「土踏まずを手の平で圧迫ケア。」

これは座りながら気軽にでき、しかもけっこう強烈に効きます!

1.あぐらをかく。

2.どちらか狙いたい足の内側、土踏まずの部分を反対側の手の平をのせる。

3.そのまま手の平で「グ~!」と体重をのせて圧迫し続ける。

いかがでしょうか?

けっこう効きませんか?

 

実はここは経絡でいう「腎経」のライン上でもあり、筋膜のラインでも足の内側からインナーマッスルを通って横隔膜など内臓にもつながっています。

東洋医学ではこの土踏まずのあたりを温めると「冷え」にもいいと言われています。

 

足の内側は冷えやむくみに関係する「腎臓」とのつながりがある。

筋膜のライン、そして筋肉の連動性においてもこの足の内側は冷えやむくみに関係している「腎臓」ともつながっています。

実際にこうした内側の筋肉が硬くなると、筋膜ラインのつながりから腎臓も下の方に引っ張られて、機能低下につながる、といった話もあります。

インナーマッスルの腸腰筋という、全身の重心に位置する主要な筋肉があるのですが、実はこの腸腰筋の上に腎臓が二個左右対称に乗る様に位置しています。

腎臓が疲れてくると腎臓が固まって重くなり、すぐ下にある腸腰筋を圧迫して硬直し、ひどいとギックリ腰になる、といったケースもあります。

 

腸腰筋は股関節の内側、内ももの内転筋と密接につながっているので、股関節と内ももはお互いに関係しあっています。

ですので、足の内側が疲れてくると、腸腰筋を通じて腎臓にも悪影響が及ぼされますし、また逆に腎臓がつかれると腸腰筋をつうじて足の内側も固まりやすくなる関係性があります。

そのため、足の土踏まずを圧迫してほぐしてあげることは、間接的に冷えやむくみに関係する腎臓の疲れにも効き、足のむくみがとれやすくなる、という仕組みがあるんですね。

 

実際に臨床でも効いた!土踏まずの持続圧で内もものハリと腰のむくみが解消!

これは私の常連のお客様に実際に試したケースですが、夜勤でお酒が趣味の方がいて、分かってはいるもののどうしても疲労やストレスでお酒はある程度は飲んでしまい、むくんだ状態で私の下へやってきます(笑)

そんな中でもかなりひどいむくみの時もあり、「ちょっとヤバいですね~・・。」と苦笑しながら施術する時があります。

そういった時は、この土踏まずの圧迫、持続圧をじんわり押し続けます。「うお~!いてぇ~!!」と悶えること30秒くらい。足全体のむくみが軽くなり、腰などのむくみなども面白いくらいにしぼんでいきました。

 

こういった臨床経験から、改めてこの場所は足のむくみや内臓疲労に効果があるな、と感じられます。

 

足のセルフケア その2「ふくらはぎの骨際、ツボの三陰交(さんいんこう)」

ここも冷えやむくみにかなり効果的で、女性の子宮などにも効くことで有名なツボの一つ「三陰交」です。

1.内くるぶしにふれる。

2.指三本分ほど、膝よりのポイントで、押してみると少しふくらみ、出っ張りがある部分を見つける。

3.見つけたらそこが三陰交。あとは気持ちいい力で持続圧を20〜30秒ほど。

いかがでしょうか?

ここも土踏まずのポイントと基本は同じ、経絡でいう腎経のライン上にあります。

筋膜上に腎臓があり、ここのライン上が凝り固まると腎臓も下に引っ張られる形で負担が強くなり、機能低下しやすいこともあります。

 

実際に臨床でも効いた!女性のお客様の溜まった疲労があっという間にしぼんでいった。

これも私の臨床経験に基づく話ではありますが、冷え性の女性で常連のお客様がいらっしゃいます。

いつも腰痛などがお辛い方なのですが、ある時横向きでこのポイントを押してみると、やけにむくみがひどかったんですね。

そこで土踏まずとこの「三陰交」を重点的に長めに持続圧でじっくり押し続けてみたらところ、凝り固まっていた老廃物が流れていったのか、驚くくらいにむくみがしぼんでスッキリされました。

「すっごく軽くなりました!」とご本人からも喜ばれました。

 

その他、ハードワークでガチガチな40代の男性のお客様も同じで、足がパンパンにむくんでいて丸太みたいになっている方がいらっしゃいました。

その方の全身をほぐしていく内に、足のふくらはぎの内くるぶし周辺の骨際、「三陰交」をグッと押すと「うわ〜、痛ってぇ〜!!」と悲鳴をあげました(笑)

きちんとむくみに効いて疲労が流れるんですよ〜と、笑顔でスルーしてしばらく押し続けると、丸太が少し細い木みたいにしぼんでいくことが出来ました。

それを体感した方も、「あ、本当だ!」とビックリされ、自分自身の疲労度合いも軽くなっていることを体感され、足からもけっこう詰まっていたんだ、という事実に気付くことが出来たそうです。

 

足から心臓に送り返される静脈の血流が悪くなることで、静脈から老廃物が漏れてリンパ管へ、そしてリンパ管でも対処しきれなくてどんどん老廃物が体中の隅々に溜まっていく。これがむくみのメカニズムです。

特にふくらはぎの内側、内くるぶし周辺の「三陰交」あたりも詰まりやすいポイントですので、しっかりとケアしたい場所ですね!

 

足のセルフケア その3「膝裏のツボ、委中(いちゅう)」

ここもメジャーな足のむくみに効くツボです。かなり効きます!

1.体育すわりみたいな形で、膝を曲げた状態で膝裏をさわる。

2.膝裏の少し内側、下側をさわり、ボコッと硬いポイントを見つける。そこが委中です。

3.委中を20〜30秒、持続圧。

いかがでしょうか?

ここは大人の男性でも悲鳴をあげてしまうくらい、ツボにハマると効くところです(笑)

ただ、本当にここはかなり効くところですので、効果はバツグンです!

 

ツボの委中は第二の心臓であるふくらはぎの端でもある。そのため、ここがふくらはぎ全体が緩みやすくなり、むくみが取れやすい!

委中のポイントは、解剖学的には「腓腹筋」というふくらはぎの上側の筋肉の端でもあります。また、膝裏の「膝窩筋」の付け根でもあるので、まさしく膝周り周辺を一気にほぐすポイントでもあります。

ふくらはぎは心臓に送り返すポンプ作用としても機能しているため、ここが硬くなるとどうしても全身の血行も悪くなりがちです。

このポンプ作用、第二の心臓を効果的にほぐすポイントの一つとして、膝裏とふくらはぎの境界線近くの「委中」を押すことで、一気にスッキリ爽快となり、むくみもしぼみやすくなります。

委中は、痛気持ちいい刺激を求めている方にもかなりオススメです!

 

むくみに関係する「腎臓」への負担を減らすコツ。

足のセルフケア、いかがだったでしょうか?

どれも実際に臨床で結果を出したことのあるアプローチですので、本当に効きます。

さらに足だけでなく、もっと本質的に全身のむくみを取っていく上では、腎臓に大きな影響を与えているインナーマッスルの一つ、「腸腰筋」の活性化もとても大切になります。

 

「腸腰筋」は丹田と呼ばれる重心の位置でもあり、この丹田を活性化させることで「腸腰筋」や「腎臓」も活性化しやすくなって、むくみや疲労もたまりにくい体へチェンジしやすくなります。

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この記事を書いた人

maro

・リラクゼーションサロンの店長。

・健康とメンタルの関係性を日々、研究。

・妻と2人暮らし。

・趣味は太極拳。音楽鑑賞。